CBnewsマネジメント記事
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25対1と介護療養は計11.8万床
2017年05月16日 12:00
来年3月末の廃止が予定されている医療療養(25対1)と介護療養の病床数は、全国で11万8125床に上ることが、医療データベース事業を展開する「日本アルトマーク」(東京都港区)の調査で分かった。届け出上の種...
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施設基準の管理担当者に求められる能力と権限(1)
2017年05月16日 05:00
【社会医療法人輝城会 医療・介護経営研究所所長 竹田和行】 保険診療における施設基準は、病院や多くの診療所の経営に密接に関係してきます。特に病院では、外来や入院をはじめ給食、リハビリ、手術、投薬...
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「小多機」のケアマネ、外付けはあり得るか
2017年05月15日 17:00
12日の社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=田中滋・慶大名誉教授)では、小規模多機能型居宅介護(小多機)でのケアマネジメントも議題として取り上げられた。現在、小多機の利用者の居宅サービス計画...
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病院を核とするストック型まちづくり(2)
2017年05月15日 12:00
【独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)熊本総合病院病院長 島田信也】 1.はじめに 前回は、「 病院がまちづくりにかかわる必要性とその理念 」と題して、体系的モデルを示しながら提案した。その...
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「定期巡回」や「看多機」、さらに増やすべき?
2017年05月15日 05:00
国が普及を進めてきたにもかかわらず、あまり増えていない定期巡回・随時対応型訪問介護看護(24時間訪問サービス)と看護小規模多機能型居宅介護(看多機)。これらのサービスを、今後も増やし続けるべきなの...
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場面ごとに見る医療・介護業界で必要な対応
2017年05月12日 12:00
【山崎祥光(御堂筋法律事務所)弁護士、医師】 前回は、改正個人情報保護法が医療・介護業界にどのような影響を及ぼすのか、一般論でご説明しました。今回は、具体的な医療・介護現場での場面を示しつつ、...
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「信念がない人」との信念対立?
2017年05月12日 05:00
【吉備国際大学 保健医療福祉学部 作業療法学科 准教授 京極真】 Q. 職場の同僚に「信念」が感じられません。 部下が迷っていたら一緒に迷い始めるし、「左」が正解だと思っていて...
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入基料の評価は看護配置でなく多職種の配置で
2017年05月11日 21:00
日本慢性期医療協会(日慢協)の武久洋三会長は11日に記者会見を開き、病棟に配置する看護職員の人数で入院基本料の点数が変わる現行ルールの見直しが「急務だ」と述べた。具体的には、薬剤師や理学療法士な...
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「他の追随許さぬレベルの処遇」で人材確保を
2017年05月11日 19:00
ベネッセホールディングス(ベネッセ HD )は、 2017 年 3 月期の連結決算を発表した。有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などを運営する「介護・保育カンパニー」の売上高は 1030 億 9000 万円(前...
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経皮的冠動脈形成術ゼロでも「高度急性期」
2017年05月11日 17:00
昨年度の病床機能報告で、高度急性期機能を担っていると医療機関側が報告した循環器内科病棟の1割強で、経皮的冠動脈形成術の実施件数がゼロだったことが厚生労働省の調査で分かった。同省は、それ以外の治療...
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公的病院“御三家”の病床はどう動いた?
2017年05月11日 12:00
すべての都道府県の地域医療構想が出そろい、2025年に向けた病床再編の議論が本格化している。最大の焦点は、圧倒的な不足が見込まれる回復期病床の確保だ。万が一、協議が難航した場合、都道府県知事は公的な...
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退院時の薬剤指導や入院時の栄養指導を可視化
2017年05月11日 05:00
【福井県済生会病院事務副部長兼医事課長 酒井光博】 医療の質は、国民が医療に求める大きな要素の一つである。厚生労働省は「医療の質の評価・公表等推進事業」を2010年度に開始し、多くの団体が参加してい...
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急性期担うのは誰か、“偏差値”で検討?
2017年05月10日 22:00
厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ」は10日に会合を開き、地域医療構想調整会議(調整会議)での検討の進め方について議論した。同省は、調整会議で急性期から回復期への機能転換をテー...
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ソラスト、介護M&Aに引き続き注力
2017年05月10日 20:00
ソラストは10日、2017年3月期の決算説明会を開催した。積極展開している介護分野のM&Aは通期で11件を完了。事業所増加による増収は17年3月期と18年3月期を合わせて18億円を見込む。同社では引き続きM&Aを進...
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生産性高め、人生設計支える仕組みを模索
2017年05月10日 12:00
横浜市立大学麻酔科教授で同大附属市民総合医療センターの病院長も務める後藤隆久氏は、これまで医局の“生産性”を上げようと試行錯誤してきた。そうしなければ現場が回らなくなり、医師も去ってし...
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大学病院の脳梗塞症例増から見る地域の課題
2017年05月10日 05:00
【株式会社メディチュア代表取締役 渡辺優】 ■症例数増加も稼働率はアップせず DPC算定病院では、年々症例数が増加している=グラフ1=。大学病院本院(DPC病院I群)もそれ以外(DPC病院II群・III群)も同...
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看護必要度、内科系疾患の評価の充実を
2017年05月09日 15:00
13団体でつくる「日本病院団体協議会」(日病協)は9日、2018年度の診療報酬改定に向けた要望書を厚生労働省に提出した。全8項目で、16年度改定で項目が大幅に見直された「重症度、医療・看護必要度」(以下、...
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病院の組織改革は、リーダー育成が出発点
2017年05月09日 12:00
厚生労働省の「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」(以下、ビジョン検討会)は先月、報告書を取りまとめた。 英洙氏(はい・えいしゅ、ハイズ株式会社代表取締役)は、そこ...
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医療と介護の診察券、Aケアカードの効果
2017年05月09日 05:00
【浪速区医師会副会長 えびす診療所院長 久保田泰弘】 医療分野における番号制度は、日本医師会の意向により、プライバシー保護などの観点からマイナンバーとは別に「医療等ID」を設け、共通診察カードを利...
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院内調剤の報酬、引き上げの機運は高まるか
2017年05月08日 12:00
来年春の診療報酬改定に向けた中央社会保険医療協議会(中医協)の議論で、院内調剤の評価の在り方が論点となっている。きっかけは、かかりつけ薬剤師がいる薬局で調剤した場合と院内調剤の場合とで、報酬に6...