厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大教授)は9日の会合で、同省が示した一般病床などの基準病床数の算定式の案を了承した。この式は2018年度からの次期医療計画で活用されるもので、平均在院日数が長い地域などでは一般病床の新設に関する規制が厳しくなる見通しだ。【佐藤貴彦】
検討会は、一般病床と療養病床の基準病床数を都道府県が算定するための式の見直しに向け、下部組織の作業部会などで検討を進めてきた。厚労省は9日の会合で、作業部会の検討結果などを踏まえた見直し案を示した。
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