中央社会保険医療協議会(中医協)は24日、「在宅自己注射指導管理料」の対象薬剤を追加する際のルールを明確化することを決めた。さらに、同日に薬価収載を承認した乾癬治療薬の「トルツ」と「ルミセフ」について、収載してから約1年が経ち、15日分以上の投薬が可能になってから同管理料の対象薬剤とすることも決めた。【佐藤貴彦】
同管理料の対象となる注射薬は、頻回の投与や発作時の緊急な投与が必要なもので、厚生労働相が定めている。これまで、関係学会から要望があった場合などに、中医協での審議を経て追加されてきた。
24日の中医協の総会で厚労省は、同管理料の対象を追加する基準などが不明確との指摘があるとして、運用基準の案を提示。中医協の承認を得た。
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