専門医を養成する制度の在り方を議論する社会保障審議会・医療部会の専門委員会(委員長=永井良三・自治医科大学長)が27日、2回目の会合を開いた。来年4月から新制度が始まる予定だが、延期を求める声が根強く、この日も一部の委員が慎重な姿勢を崩さなかった。永井委員長は「第三の道」として、新制度を試行的に導入する「私案」を提示。従来通り、各学会が主体的に制度を運用するが、養成できる医師数に都道府県ごとの上限を設けるといったもので、この方向性に複数の委員が賛意を示した。【佐藤貴彦】
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