【一般社団法人スマートヘルスケア協会 代表理事 岡﨑光洋】
今回が最終回となります。今後の検体測定室の課題と展望について、お話ししたいと思います。
■検体測定室は増えている?
検体測定室届け出数は、2015年11月末現在1132カ所で、そのうち薬局による届け出数は1113カ所(98.3%)です=表=。同年4月から見ると、今年度の情報拠点事業が開始された夏過ぎから微増となってきました。特に福島県では届け出数が倍増しています。
■「やって良かった!」
さらに、90%以上の薬局が検体測定を実施して良かったとし、「利用者とのコミュニケーションのきっかけになった」(68.8%)、「かかりつけ薬局・健康相談ステーションとしての活用が増えた」(49.7%)と答えています。
(残り2318字 / 全2840字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】