【松阪市民病院総合企画室・副室長 世古口務】
2008年度に医師人事評価制度を導入、10年度に看護師人事評価制度を導入、その3年後の13年12月に院長の公約通り、コメディカル職員にも人事評価制度を導入した。
コメディカル職員の人事評価制度の基本的な考え方
繰り返し述べてきたが、当院の職員の意識改革により、大きく病院経営が改善された。この一翼を担ったのが、薬剤師、管理栄養士、検査技師、放射線技師、リハビリテーション療法士、臨床工学士などの医療スタッフである。医師、看護師と同様に、これらコメディカル職員の病院に対する貢献度を評価し、年末の賞与とは別に「勤勉手当」として支給することで、モチベーションの向上を図るとともに、人事評価制度の結果をフィードバックすることで人材育成につなげる狙いがあった。
コメディカル職員人事評価制度の対象者
次回配信は2016年1月13日5:00を予定しています
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