高度な医療を提供する特定機能病院で、医療安全管理体制の不備により死亡事例が相次いだことを受けた集中立入検査が、今月末から始まる。書類審査と、職員などへのヒアリングの二段構えにして、院内でガバナンスが機能しているかどうかの実態を把握する。一部の施設の検査に同行するNPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)の山口育子理事長は、キャリアブレインの取材に応じ、「(今回の検査から)厚生労働省の本気の思いが伝わってくる」と話す。【君塚靖】
【関連記事】
特定機能病院検査、ヒアリング含め二段構え(2015/06/10)
特定機能病院の承認取り消しの影響は?(2015/06/01)
特定機能病院、集中検査で「実態把握」を(2015/05/14)
(残り2024字 / 全2549字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】