厚生労働省は29日、居宅サービスのリハビリテーションにおいて、社会参加への移行を促すためのリハビリを新設する案を、有識者検討会に示した。案では、利用者の「料理ができるようになりたい」といった生活行為を目標にする。達成できれば、通所介護など次のサービスにつなぐことを想定。半年を限度とした短期集中的な取り組みとし、利用者にリハビリからの「卒業」を意識させる。この日の検討会ではおおむね合意を得た。2015年度介護報酬改定に反映させるため、来月初旬に予定する次回会合で報告書を取りまとめる。【丸山紀一朗】
(残り1324字 / 全1712字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】