現状では申請後6-7か月かかっている先進医療としての保険併用開始までの期間を、再生医療と医療機器について迅速に評価することで約3か月に短縮する制度の案を、厚生労働省は22日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会に示し、おおむね了承された。一部のケースで持ち回り審議を可能にするなど運用上の工夫を行った分科会を先進医療技術審査部会の中に創設し、今年度中に制度を開始するとしたが、委員から議論の過程が不透明になるといった指摘があったため、「持ち回り審議」という表現は削除する。【丸山紀一朗】
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