【株式会社MMオフィス代表取締役 工藤高】
■後発品使用率60%を全病院が超えたら、係数は0.00730に急降下
2014年度の診療報酬改定では、機能評価係数Ⅱに後発医薬品係数が導入された。最大0.01544という係数が付いたが、高かったところとそうでなかったところ、それぞれだったろう。他誌で恐縮だが、日経ヘルスケア8月号の連載「病院経営最前線」では、後発医薬品切り替えレースをテーマにした。その中で「貴院の後発医薬品使用割合が60%を超えても、15年度の評価は間違いなく今年度より相対的に下がるでしょう。そして、16年度改定では『60%以上』というハードルも上がる可能性が高そうです」と指摘したが、そこに至った根拠を紹介しよう。
次回配信は、9月10日5:00を予定しています
(残り2514字 / 全2865字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】