【社会医療法人石州会六日市病院 事務次長兼財務経理課長 岩本浩見】
病院における会計経理担当者の役割は、ただ職員に給与や旅費などを支給する、また取引先に買掛金の支払いをするだけではありません。病院内において重要な位置付けであることを再確認し、業務を行わなければなりません。
今回の内容は、本筋とは少し脱線しますが、大切なことですので、お読みください。
市役所の職員が、生活保護費の公金横領で2億円以上を私的流用していたというニュースがありました。この手の事件は、病院や施設、社会福祉協議会、学校、教育委員会、金融機関、郵便局、農協、一般企業など、どこでも起こります。病院では、会計経理担当者が「白ねずみ」になりかねないということです。
(残り1554字 / 全1893字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】