【松阪市民病院総合企画室副室長 世古口務】
医師数が最も少なくなった時期を経て、DPCの導入を契機に、わたしの提唱する「落ち穂拾い作戦」を全職員で実践し、医業収益の大幅な増大を達成してきたことは、すでに報告しました。これまでは民間病院と比較して、のんびりとした経営であった自治体病院においても経営改善が迫られており、病院経営を戦略的かつ専門的に検討・推進していく部署が求められています。すなわち、すでに多くの民間病院で設置されている「総合企画」「経営企画」「経営戦略」などの名称の部門が自治体病院でも必要とされています。
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