【浅見社会保険労務士事務所長 浅見浩】
近年、メンタル不調により通常通りの勤務ができない人が増えていると言われています。精神障害に係る労働災害補償状況の推移では、1991年度には請求がわずか2件(支給決定0件)でしたが、2012年度には請求が1257件(支給決定457件)にまで急増しています。そのうち、医療・福祉の業種における請求は201件(支給決定は52件)を占めています。
職員に退職してもらう場合に考えられる方策は、解雇、合意退職、休職期間満了による退職の3つが一般的ですが、それぞれについて、ご説明したいと思います。
次回の記事配信は、12月13日5:00を予定しています
(残り2101字 / 全2629字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】