厚生労働省は26日に公表した国際保健ビジョンに、外国人介護人材の確保策も盛り込んだ。海外の現地への働き掛けや日本での定着支援に戦略的に取り組むなど、質と量の両面の確保を強化するとの考え方を示した。【松村秀士】
海外の現地への働き掛けの強化では、外国人介護人材の獲得力強化に関する対応の方向性について2024年度中に有識者による検討を開始。また、日本で働く外国人介護労働者の帰国後のネットワーク作りを進め、やむを得ず帰国した人が現地の介護産業で就労するなど帰国後に係るキャリアを「見える化」する。日本での就労のインセンティブにつなげていくのが狙い。
定着支援の推進では、
(残り329字 / 全611字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】