厚生労働省は、血管造影・画像下治療(IVR)での医師の補助行為について、心臓・血管カテーテル検査や治療に従事する臨床検査技師や臨床工学技士らも清潔区域への立ち入り方法に関する十分な指導を医師や看護師から受ければ実施することができるとの考え方を医療関係団体などに示した。【松村秀士】
血管造影やIVRでの医師の補助を巡っては、厚労省が2021年9月に出した通知で実施可能な医療関係職種などを明確化していた。具体的には、▽カテーテルやガイドワイヤーなどを使用できる状態に準備する▽カテーテルなどを医師に手渡しする▽カテーテルやガイドワイヤーを保持する▽医師が体内から抜去したカテーテルやガイドワイヤーを清潔トレイ内に安全に格納する-といった補助行為は、診療放射線技師が実施することができる。ただし、清潔区域への立ち入り方法について医師や看護師から十分な指導を受けることが条件となる。
厚労省は14日付の事務連絡で、それらの補助行為について、
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