厚生労働省は14日に開催された中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で、2024年度の診療報酬改定による医療機関などでの賃上げの実施状況を把握する方法を提示した。ベースアップ評価料の新設や、初再診料と入院基本料などの引き上げによる賃上げが適切に実施されているかを検証する。【渕本稔】
新設されたベースアップ評価料は、看護職員や病院薬剤師などの医療関係職種の賃上げに充てられ、原則としてその対象から除外される40歳未満の勤務医や勤務歯科医、事務職員などは初再診料や入院基本料の引き上げ分が賃上げに活用される。
厚労省は、医療機関の賃上げ状況は
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