政府の規制改革推進会議は31日、医療や介護など分野ごとの規制の見直しに関する答申をまとめた。医療関連では「総合診療科」を院外標榜できるようにするため、広告規制の見直しの検討を厚生労働省に求めた。年度内に検討を始め、2025年中に結論を出す。【兼松昭夫】
医療関連ではほかに、
▽在宅医療での薬物治療の円滑な提供
▽オンライン診療のさらなる活用・普及
-などを検討する。
答申に盛り込まれたのはいずれも担当省庁と調整済みのメニューで、政府はそれをベースに新たな「規制改革実施計画」を作り、近く閣議決定する。
規制改革推進会議の冨田哲郎議長は答申を取りまとめた後の記者説明で、
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