政府の全世代型社会保障構築会議は27日、医療・介護制度の改革を巡る議論の進め方を決めた。2023年末に閣議決定した改革工程に盛り込まれた医師偏在対策などのメニューの検討状況を、政府の予算編成の進捗に応じて年3回程度議論する。【松村秀士、兼松昭夫】
構築会議の改革工程では、28年度までに行う医療・介護制度の改革を着実に進めるため、年度ごとの予算編成過程でその年度に実施すべき施策を検討・決定することとされている。
それを踏まえて、この日の会合では、翌年度の改革の進め方について、構築会議として一定の取りまとめを毎年行うべきだという意見があった。年末の対応を想定していて、内閣官房では、具体的な対応を検討する。
23年末に決定した改革工程では、
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