厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会は13日、予防接種記録の保管期間を現状の5年間から延長することを了承した。【渕本稔】
医療DX推進の一環として議論が進められている予防接種事務のデジタル化に伴い、5年間の保管が定められている接種記録の長期保管が容易となる。
部会では委員らから、海外の大学進学時に予防接種歴を要するケースがあることや国民の健康を生涯にわたってサポートするという観点から、「生涯も視野に入れた長期の保管が望ましい」との意見が出た。加えて、慶応義塾大学法務研究科教授の磯部哲委員は「カルテの
(残り418字 / 全679字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】