厚生労働省は、救命救急センターの充実段階評価(2023年分)の取り扱いを各都道府県に20日付で通知した。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行した5月8日までの実績に影響が及んだセンターに配慮し、希望する場合はコロナの診療への貢献度などをヒアリングする。【兼松昭夫】
ヒアリングを希望する救命救急センターは、都道府県を通じて「ヒアリング用紙」を3月1日(厳守)までに提出する必要がある。
ヒアリングは、新型コロナに対応するため本来の機能を十分に発揮できなかった救命救急センターが対象で、センター側の希望に応じて行う。ヒアリング用紙には、新型コロナの診療でカバーした役割や貢献度などのほか、「特別な事情」を記載する。23年の充実度評価は、
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