厚生労働省は2024年度の診療報酬改定で、総合入院体制加算1の全身麻酔手術に関する要件を現行の年間800件以上から2,000件以上に厳格化し、これに合わせて評価を240点から260点に引き上げる。同加算2も、全身麻酔手術の要件を年間800件以上から1,200件以上に見直すとともに、評価を20点増の200点とする。【松村秀士】
総合入院体制加算は、精神科や産科(産婦人科)を含む幅広い診療体制を整備した急性期病院への評価。加算1は1日につき240点、加算2は180点、加算3は120点(いずれも14日以内)。
24年度改定では、加算1と2の全身麻酔による手術件数の要件を厳格化するとともに、評価を引き上げる。急性期医療の適切な体制の整備を進めるのが狙い。
また、いわゆる「敷地内薬局封じ」として、
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