厚生労働省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」が24日に行った構成員のプレゼンでは、全ての「かかりつけ医機能」を医療機関が単独でカバーするのではなく、地域の複数の医療機関が連携で対応する「面対応」を促すべきだという意見が相次いだ。【兼松昭夫】
「かかりつけ医機能」に関する実態を把握するために行ってきた構成員のプレゼンや有識者へのヒアリングはこの日で終わり、次の会合から、「かかりつけ医機能」報告制度の具体化に向けた議論に入る。
新たな報告制度は2025年度に施行される。それに向けて分科会では、社会保障審議会の医療部会や省内の検討会に報告しながら議論を進め、夏ごろに取りまとめを行う。
都道府県への報告を求める医療機関の
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