マイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」の利用を促すため、厚生労働省は19日、2024年度の診療報酬改定で利用実績に応じた評価を検討していることを社会保障審議会の医療保険部会で明らかにした。また、医療機関や薬局を対象に関連のチラシの配布など取り組み状況のアンケートを2月に実施する。【松村秀士】
マイナ保険証に関する診療報酬での対応は、中央社会保険医療協議会で議論されている。システム改修や診療体制の整備などの対応が医療機関に求められるため、そのような体制を整備することへの評価が不可欠だと診療側の委員が主張していた。
取り組み状況のアンケートについては、社会保険診療報酬支払基金と国民健康保険中央会が共同で実施する。質問内容は、
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