2024年度の診療報酬改定を巡る20日の閣僚折衝では、看護職員や病院薬剤師のほか、40歳未満の勤務医や事務職員など、幅広い職種の賃上げを促すための財源を確保することで決着した。【兼松昭夫】
看護職員、病院薬剤師と「コメディカル」の賃上げには、診療報酬本体プラス0.88%のうち、0.61%分の財源を充てることになった。政府は、これらの職種のベーアップとして24年度2.5%、25年度2.0%を想定している。
一方、40歳未満の勤務医や薬局の薬剤師、事務職員の賃上げにはプラス0.28%分程度、入院時の食費基準額の引き上げ対応にプラス0.06%分の財源をそれぞれ確保する。
ただ、
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