厚生労働省の有識者検討会は、医薬品の販売制度の見直しに向けた議論の取りまとめ案をおおむね了承した。濫用などの恐れがある医薬品について原則として1人当たり一包装単位の販売とし、20歳未満の購入希望者には小容量の製品1個のみの販売とする規制強化策を盛り込んだ。【松村秀士】
案によると、20歳以上の人が複数の小容量製品や大容量製品の購入を希望する場合には購入理由を確認し、適正な使用のために必要最低限の数量に限って販売するよう求めている。
濫用などの恐れがある医薬品の販売方法については、対面かオンラインのどちらかを原則とする。ただ、20歳以上の人が小容量の製品1個だけの購入を希望する場合は
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