厚生労働省は13日、ウイルス性の感染症「エムポックス」(旧名称:サル痘)による患者の死亡例が国内で初めて確認されたと発表した。【松村秀士】
厚労省によると、エムポックスの診断を受けた埼玉県に住む30歳代の男性の死亡が確認された。この男性に海外渡航歴はなく、HIV感染による免疫不全状態だったという。
エムポックスは、エムポックスウイルスによる急性発疹性疾患。主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れたり(性的接触を含む)、患者と近くで対面して長時間の飛沫にさらされたりした場合などで感染する。5月に名称が「サル痘」から変更された。
潜伏期間は6-13日とされており、
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