2023年度の補正予算案が10日に閣議決定され、厚生労働省は追加額として1兆4,151億円を計上した。今後の感染症の流行に備えた新型コロナウイルス感染症の緊急包括支援交付金による支援に6,143億円、協定締結医療機関への支援や個人防護具の備蓄を進めるために307億円を盛り込んだ。また、24年2-5月分の介護職員の収入を月6,000円相当引き上げるための処遇改善支援事業に364億円を充てた。【松村秀士】
厚労省は緊急包括支援交付金を積み増し、新型コロナの感染患者を受け入れる医療機関への病床確保料を支援したり、感染患者らを新たに受け入れる医療機関に対する設備を補助したりして重点的な支援を行う。
また、新興感染症の対応力強化事業として148億円を計上し、
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