中央社会保険医療協議会・総会は8日、睡眠時無呼吸症候群に対する「持続陽圧呼吸療法」(CPAP)のオンライン診療を2024年度の診療報酬改定で評価することでおおむね一致した。また、へき地で患者のそばに看護師がいる形態(D to P with N)でのオンライン診療の推進を診療報酬で後押しすることや、遠隔連携診療料の対象患者を広げることも大筋で合意した。【松村秀士】
医療機関が睡眠時無呼吸症候群の患者に在宅持続陽圧呼吸療法に関する指導・管理を行った場合に「在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料」を算定することができる。
厚生労働省がNDBデータを基に集計したところ、新型コロナ特例としての同指導管理料2は1カ月当たり約8,000件算定されていたが、新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に変更された5月8日付でその特例は廃止された。
CPAPに係る診療では、
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