厚生労働省は6日、訪問介護と通所介護を組み合わせて提供する新たな複合型サービスの基本報酬を要介護度別の包括払い(月額)とする対応案を社会保障審議会の介護給付費分科会に示した。加算や減算については、現行の訪問介護と通所介護のものを基本としつつ、新サービスの特性を踏まえることも提案した。ただ、新サービスの創設に複数の委員が引き続き慎重な姿勢を示した。【松村秀士】
厚労省案では、新サービスは訪問介護と通所介護を組み合わせた地域密着型サービスとし、人員や設備・運営基準は基本的にそれぞれのサービスのものと同様とする。
具体的には、管理者1人を配置し、事業所全体で必要な人員を確保することにより、人員基準を満たしていると見なす。また、新サービスは1つのサービスとなることから、
(残り354字 / 全687字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】