東京都は31日、新型コロナウイルス感染症のモニタリング分析を公表した。専門家による分析では、10歳未満や60歳以上の増加が目立っていることを取り上げ、「特に重症化リスクが高い高齢者等の感染拡大を警戒する必要がある」としている。【新井哉】
第34週(21-27日)の定点医療機関当たりの患者報告数は前週比32.6%増の14.53人。30日時点の入院患者数は2,684人(前週2,686人)で横ばいだった。
救急医療体制の逼迫度を把握する指標の「東京ルールの適用件数」については「高い水準で推移している」と指摘。搬送に長時間かかる事例も発生しており、救急医療の逼迫が懸念されるという。
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