厚生労働省は31日、障害福祉サービス等報酬改定検討チームの会合で、2024年度改定に関する論点案を示した。想定される検討事項として「精神障害者の医療と相談支援との連携のさらなる促進策」などを挙げた。【新井哉】
診療・介護・障害福祉サービス等報酬の同時改定となる今回の改定では、▽障害の重度化や障害者の高齢化▽強度行動障害を有する者▽医療的ケア児や医療的ケアが必要な障害者▽精神障害者の地域移行の進展などに伴う障害児者のニーズの多様化-に対応するため、適切なエビデンスに基づき施策を強化する必要があるという。
こうした状況などを踏まえ、厚労省は主な論点案として、
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