厚生労働省がまとめた2021年度医薬品・医療機器産業実態調査によると、国内製薬企業の新規化合物のパイプラインが日米で逆転した。日本では359品目、米国では372品目となり、回答企業が150社を超えた18年以降、初めて米国を下回った。【ライター 設楽幸雄】
21年度調査には国内製薬企業189社が回答。新規化合物のパイプラインは、日本359品目、米国372品目、欧州232品目となった。1社当たりでは、日本1.9品目、米国2.0品目、欧州1.2品目となる。総数でも1社当たりでも、米国で開発しているパイプライン数が日本を上回った。
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