厚生労働省は、保険外併用療養費制度のうち、「選定療養」に追加すべき事例などを募集している。提案や意見を28日まで電子メールで受け付け、中央社会保険医療協議会で夏以降に追加や見直しを議論する。【兼松昭夫】
保険外併用療養費制度は、保険診療と保険外診療を併用する「混合診療」を例外で認める仕組みで、2006年の法改正に伴い創設された。
将来的な保険導入を前提とする先進医療などの「評価療養」や「患者申出療養」と、導入を前提としない選定療養があり、保険適用外のサービスは、患者から料金を徴収できる。
選定療養には現在、▽特別の療養環境(差額ベッド)▽予約診療▽時間外診療-など11種類ある。
厚労省は4日、同省のホームページでフォーマットを公開し、
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