政府は28日、2023年度からの第4期がん対策推進基本計画(基本計画)を閣議決定した。デジタル化を進めることや、感染症の発生時を見据えた対策を講じることを新たに盛り込んだ。また、検診の受診率の目標値をこれまでの50%から60%に引き上げた。【松村秀士】
4期目の基本計画では、23年度から28年度までを目安に国のがん対策の方向性を示した。現行の計画に盛り込まれている「予防」「医療」「共生」の3本柱を維持し、取り組むべき施策や個別目標などをそれぞれ定めている。
■妊孕性温存療法の取り組みを明記
(残り606字 / 全853字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】