厚生労働省は28日、全国のDPC対象病院に適用する機能評価係数IIの2023年度の値を官報告示した。それによると、「DPC標準病院群」(1,498病院)での機能評価係数IIの最大値は、北見赤十字病院(北海道北見市)の0.1840になる。一方、この病院群での最小は0.0334で、最大との格差は現在の4.8倍から5.5倍に広がる。【兼松昭夫】
機能評価係数IIは、DPC対象病院による医療の効率化や地域医療への貢献などの実績を評価する仕組み。現在は「保険診療係数」「効率性係数」「複雑性係数」「カバー率係数」「救急医療係数」「地域医療係数」の6つがあり、病院ごとのそれぞれの値を毎年度見直すことになっている。
厚労省によると、23年度の病院群ごとの最大値は、
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