厚生労働省は、1月時点で特定行為研修を修了した看護師のうち、在宅や慢性期領域での就業者が6%しかいないとする集計結果を公表した。この研修制度は今後の在宅医療などを支える看護師を計画的に養成していく目的で2015年10月に創設されたが、その実効性が乏しい現状が明らかになった。【松村秀士】
同省によると、1月時点で特定行為研修を終えた看護師は全国で4,660人。就業場所別で見ると、病院が最も多く3,489人で全体の74.8%を占めた。
次に多いのは、
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