厚生労働省は22日、「医薬品の販売制度に関する検討会」の初会合を開いた。この日は処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売、いわゆる「零売」がテーマとなり、ルールを逸脱した零売を行う薬局を規制すべきだとの意見が出た。検討会では、今夏ごろに議論の取りまとめを行う。【松村秀士】
医療用医薬品は、処方箋がなければ販売や授与ができない医薬品と、それ以外の零売(分割販売)の対象となる医薬品に分類される。零売で取り扱っている医薬品は主に風邪薬やビタミン剤、胃腸薬、漢方薬などで、2020年7月時点で約7,000品目ある。
■販売可能な「やむを得ない場合」などが論点
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