厚生労働省は12日、2021年度のネットパトロール事業により847サイト(1,200医療機関)の医療広告規制違反が判明したことを有識者検討会に報告した。違反した医療機関に通知した結果、6カ月以内で約9割のサイトが改善されたが、残りの1割は対応にそれ以上の期間を要していることも明らかにした。一部の構成員から、「行政の怠慢だ」として医療広告ガイドラインに沿った指導や措置の履行を求める意見が出た。【松村秀士】
21年度の同事業では、1,123サイト(1,521施設)が医療広告規制への抵触の有無の審査対象となり、うち276サイト(321施設)で違反はなかったが、847サイト(1,200施設)では違反があった。
そのため、違反のあったサイトの医療機関に厚労省が通知したところ、
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