厚生労働省は、新たな感染症が蔓延した際に通常の医療を確保できるようにする医療計画の見直しのイメージをまとめ、「第8次医療計画等に関する検討会」に26日示した。感染の拡大時を想定し、医療機関の連携・役割分担の記載を都道府県に求める。【兼松昭夫】
平時からの備えを確実に推進するため、都道府県は入院が必要な感染者を受け入れる病床や発熱外来を行う医療機関、専門的な知識を持つ人材などの確保や防護服の備蓄目標も記載する。
これは、生命や健康に重大な影響を与える恐れがある感染症の蔓延を想定した措置。発生時期や感染力などの予測が困難な中、
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