財務相の諮問機関「財政制度等審議会」(財政審)の財政制度分科会が26日、2023年度政府予算案の編成に向けた議論を始めた。政府は、防衛力の抜本的な強化を今後5年以内に進める方針を掲げていて、それらの財源を確保するための政策の優先順位などを議論する。【兼松昭夫】
医療など社会保障費に関しては、8月末の概算要求の段階で見込んでいた自然増5,600億円程度を高齢化相当分のみに圧縮したい考えで、いわゆる「中間年」に行われる薬価の見直しが大きな焦点になる。
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