厚生労働省の調査によると、大学病院の本院などの9割が、所属する医師の副業・兼業先での時間外・休日労働時間(診療科単位)を把握していた。3-4月に行われた前回の調査では、副業・兼業先も含めた時間外・休日労働時間数を把握している本院は約4分の1にとどまっていたが、把握状況がようやく9割まで進んだ。【松村秀士】
今回の調査は、大学病院・本院と防衛医科大学校病院の82病院(計2,803診療科)を対象に、5月25日から7月8日まで実施。回答率は、病院、診療科共に100%だった。
所属する医師の副業先や兼業先での時間外・休日労働時間の実態について、診療科単位で聞いたところ、
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