厚生労働省は13日、薬局薬剤師の業務の見直しを巡る本格的な議論を始めた。省内のワーキンググループがまとめたアクションプランに沿って、地域の薬局同士の連携を整備したり、薬剤師の対人業務を充実させたりする。法改正を伴うものもあり、具体的な枠組みを引き続き詰める。【松村秀士、兼松昭夫】
少子・高齢化や医療のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、薬の専門家として地域医療を支えるなど薬局薬剤師の役割の強化を目指す。
ワーキンググループのアクションプランは、▽地域における薬剤師の役割▽対人業務の充実▽対物業務の効率化▽薬局薬剤師DX-が柱。医療関係者らによる「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」は13日、このアクションプランに沿って引き続き議論する方針を確認した。メニューごとの実効性をいかに担保するかが課題になる。
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