【株式会社メディチュア 代表取締役 渡辺優】
■摂食嚥下支援加算は摂食嚥下機能回復体制加算に
2022年度診療報酬改定で、摂食機能療法の摂食嚥下支援加算は、摂食嚥下機能回復体制加算と名称が見直された。また、要件も見直され、週1回200点から、加算1(週1回210点)、加算2(週1回190点)、加算3(週1回120点)となった=資料1=。
資料1 摂食嚥下機能回復体制加算の改定内容 (残り1774字 / 全2186字) 次回配信は5月11日5:00を予定しています
厚生労働省 「令和4年度診療報酬改定説明」 (22年3月4日開催) 資料
要件には月1回以上の実績(FIMおよびFOIS※)の測定が義務付けられた。資料1の最上部に「アウトカムにも着目した評価の推進」とある通り、加算1は経口摂取回復率35%以上が要件となった。アウトカム評価は厳し過ぎると算定が難しくなり、摂食嚥下支援チームの活動意欲が低下してしまう。そのため、20年度改定ではアウトカム指標が外され、摂食嚥下支援加算と名称を変えた=表1=。
今回の改定では、
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