新型コロナウイルスに感染した「高齢者施設」の入居者が病床の逼迫などで引き続き施設内での療養(施設内療養)を余儀なくされるケースを想定し、厚生労働省は、地域医療介護総合確保基金による支援の対象を拡大させる方針を各都道府県などに通知した。【兼松昭夫】
通常では想定されない感染対策の徹底や療養の質を確保するための「かかり増し費用」への支援として、施設内療養者1人につき最大で30万円を補助する。これまではまん延防止等重点措置が適用されている区域内の施設のみが対象だったが、それら以外の区域にも拡大し、補助の期限も4月末から7月末に延長した。
対象のサービスは、
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