厚生労働省は4日、2022年度の診療報酬改定を官報で告示するとともに、各報酬を算定する際の留意事項などを地方厚生局などに通知した。新たな点数は原則、4月1日から適用される。【松村秀士】
厚労省が4日に公開した都道府県の担当者ら向けの説明動画で、保険局の井内努・医療課長が、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の評価項目の見直しのポイントなどを解説した。
主な変更点は、入院患者の「モニタリングおよび処置等の実施状況」を評価するA項目のうち、▽「心電図モニターの管理」を廃止▽「点滴ライン同時3本以上の管理」を「注射薬剤3種類以上の管理」に変更▽「輸血や血液製剤の管理」が「あり」の得点を現在の1点から2点に引き上げる-という内容。
■9月30日まで経過措置
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