厚生労働省は16日、医師の働き方改革の解説コンテンツの具体的な発信内容と方法について、政府の検討会・作業部会に示した。医療機関の負担を軽減するため、院内で情報の周知を行う際に使用するeラーニング教材などのコンテンツを作成する考え。【齋藤栄子】
勤務医に対する情報発信に関する作業部会は、▽医師の働き方改革の周知に資する情報発信内容の検討▽医療現場において医師の働き方改革につながる行動変容を促す上での課題の抽出-の2つを主な検討課題として、年度内に取りまとめを行う。
勤務医を対象に実施したアンケート調査では、医師の働き方改革の制度内容について周知が十分でない状況がうかがえたため、解説コンテンツによる情報発信においては、▽予備知識がない方に対しての導入となる内容(基礎編)▽より詳細な情報を知りたい方に対しての内容(詳細編)-を具体的に整理し、コンテンツ作成の骨子とする案が示された。
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