内閣官房ギャンブル等依存症対策推進本部事務局はこのほど、ギャンブル等依存症対策推進基本計画案を公表した。人材の確保に関しては、診療に従事する医師を対象とした「地方公共団体が依存症治療拠点機関との連携等により実施するギャンブル等依存症の初期対応を含む研修」を推進する。【新井哉】
計画案によると、診療に従事する医師を対象とした研修に加え、臨床研修医らがギャンブル等依存症例を経験することや研修を受講することにより、「ギャンブル等依存症の初期対応を行える医師」の拡充を目指す。具体的には、全ての臨床研修医が2年以上の研修期間の中で、ギャンブル等依存症例などを経験するために、2019年度に改訂された臨床研修指導ガイドラインに基づく臨床研修などを実施する。
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