東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第77回)が3日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、PCR検査・抗原検査の陽性率について、「1月以降、急速に上昇しており、2月2日時点で過去最高の36.4%となった」と指摘。検査数の増加にもかかわらず陽性率が上昇していることに触れ、「無症状や軽症で検査未実施の感染者が多数潜在している状況が危惧される」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(1月26日時点)の3,027人から2日時点で3,720人に増加したと説明。「就業制限を受ける医療従事者等が多数発生しており、病床が空いていても、マンパワー不足で患者の受入れが困難になる医療機関が増加している」と指摘している。
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