東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第75回)が20日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、新規陽性者数の7日間平均について、前回(12日時点)の約1,136人/日から19日時点で約4,555人/日に「大きく増加した」と指摘。「第5波の立ち上がりをはるかに上回るスピードで増加しており、これまでに経験したことのない危機的な感染状況となる可能性がある」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、感染拡大が急速に進んでいることを取り上げ、「ワクチン接種をさらに推進する必要がある」と指摘。「医療従事者等の家族やエッセンシャルワーカーへのワクチン接種も含め、各都道府県における変異株(オミクロン株)の感染状況に応じ、効果的かつ早急にワクチンを配付することが求められる」としている。
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