東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第74回)が13日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、新規陽性者数の増加比について、前回(5日時点)の約308%から、今回(12日時点)は約843%と著しく上昇し、これまでに経験したことのない高水準となったと指摘。「この水準が継続すると、1週間後の1月20日の推計値は、8.43倍の約9,576人/日と、危機的な感染状況となる」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、感染が急速に拡大すると、医療従事者やエッセンシャルワーカーを含む全都民が、感染者や濃厚接触者となるリスクが高まり、就業制限を受ける人が多数発生するため、社会活動の停止を余儀なくされる可能性があるとし、「社会活動を維持し、都民の生活を守るための対策を早急に検討する必要がある」としている。
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